サプリメントの歴史と必要性
サプリメントの歴史は意外と新しく、1975年にアメリカでは医療費の
爆発的増加に伴い、医療改革の必要性が問いただされ、
栄養問題特別委員会という調査機関が設置され、
巨額の費用を投じて調査・研究が行なわれたのが切っ掛けです。
特にアメリカでは欧米食である「肉食」の摂取が中心とされ、
万病の元となっていました。
また、ビタミンやミネラルの不足が研究の結果として、
大幅に不足していると議論にまでなったのです。
普段の食事で野菜や果物の摂取はしていると思いますが、
農薬や化学肥料が大量に使われてしまい、また作物を育てる
土壌自体が痩せてしまい、栄養価の低下も招いてしまっています。
しかも、折角の野菜や穀物も、精製、加熱、冷凍など
されることにより、さらに栄養素の低下を招いているのです。
そのような現代の生活状況の中では、サプリメントで必要な栄養を
得なければ補えないという事情が出てきているのです。
また、米国では1994年に
「栄養補助食品健康教育法(DSHEA法)」が成立しました。
それによりサプリメントは医薬品と食品の間の「栄養補助食品」として、
法的に定義され、広く認識されるようになりました。
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